素人が 漫才・コント を書いてみた

大学に入って初めて「お笑い」に触れました。正直こんなに面白いコンテンツがあると思ってなかったので自分でもネタを書いてみたいと思い、このブログをはじめました。もしよければ呼んでいってください。

【自作漫才】転校生

A「突然ですけど学生時代にやり残したことってありますか?」

B「うーん、そうですね。強いて言えば親の転勤とかがなかったんで転校生に憧れてましたね。」

A「そうは言っても転校生大変ですよ。友達も新しく作らないといけないし、新しい環境にも慣れないといけないし。」

B「たしかにそうだな。」

A「まぁ、せっかくだし転校生やってみ。俺がクラスの生徒やるから。」

B「うーん、いや、いいわ。」

A「え?なんで?」

B「え?だって大変なんでしょ?ならいいよ。」

A「いや、でもそれだと話が進まないし…」

B「じゃあ、俺が昨日読んだ本の話してもいい?」

A「何読んだん?」

B「ぐりとぐら

A「惑わす事言ってごめんな。お願いだから転校生してください。」

B「そこまで言うならやってやらないこともないけど。」

A「ありがとな…じゃあ俺がクラスの生徒やるから教室に入ってきて。」

 

B「ガラガラガラ、みんな静かに」

A「あぁ、こういうのあるな。先生が転校生紹介する前のやつ。」

B「今日からこのクラスに転校してきたBです!」

A「先生じゃないんか!、、、先生どうしたんや。」

B「B君そういうのは私がやるから…」

A「先生も引いとるやないか!」

B「改めまして自己紹介します。今日からこのクラスに転校してきたBです。気軽に話しかけてください!」

B「ごめんごめん、みんな。さすがにいっぺんに話しかけられても答えられないよ。」

A「おお、転校生にみんな興味津々なんか?」

B「B君誰と話してるの?」

A「一人で喋ったったんか!こわっ、、、」

B「あそこの空いてる席に座りますね。」

A「なかなか自分からそれ言わんのよ。相場は先生の指示があるもんだけどな。」

B「今日から君の隣の席に座るBだよ。よろしくね!」(真っ正面向いたまま)

A「、、、え?俺に言ってる?」

B「そうだよ。僕シャイだから目を見て話せないんだ。」

A「限度があるだろ!せめて体こっち向けろ!」

B「あ、授業始まるよ!」

A「なんやこいつ。」

 

B「ねぇねぇ。えーと、高崎くん?」

A「Aだよ。よく高崎で一か八かであてに来ようと思ったな。」

B「忘れ物したんだけど借りてもいいかな?」

A「あぁ、別にええよ。消しゴム?」

B「いや、羽ぼうき」

A「ここ美術系の学校なん?」

B「あ、胸ポケットに入ってたわ。」

A「なかなかあのサイズ胸ポケットに入らんけどな。」

B「高崎くんてさ、」

A「Aだよ。何回も言わせんな。」

B「このクラスに好きな子とかおる?」

A「顔近いな!パーソナルスペースの概念ないんかお前。別におらんわ。」

B「えー絶対嘘だ。いいじゃん教えてや!」

A「お前距離感えげつないな。まあ、いいわ。あの子だよあの子。一番前の右端に座ってるロングヘアの山下さんって女の子。」

B「えー!じゃあライバルじゃん!」

A「恋に落ちる速度マッハだな!お前さっきこのクラスに来たばっかじゃん!」

B「コシヒカリってやつだよ。」

A「ひとめぼれや。誰が米の種類で間違えるねん。」

B「どっちが彼女を落とせるか勝負だね!」

A「お前に負けたら人間やめるわ。」

B「山下さん!一目惚れしました。僕と付き合ってください。」(立ち上がって)

A「お前TPOって言葉調べてこい!うわ、山下さんドン引きしてるじゃん!」

B「割と好感触?」

A「そんなわけないだろ。座れ!座れ!周りもめっちゃざわついてるし。」

B「静かに。授業を始めましょう。」

A「お前が起こしたざわめきや。」

 

B「この感じなら転校生になってたとしても問題なかったな。」

A「問題しかないわ、もうええわ。」

 

あとがき

転校生になってみたかった私の願望が入った漫才でした笑

前回に引き続きサイコパス系。書いてて楽しい!!

今回は始めて漫才コントというものを書いてみましたが、漫才同様難しいですね。

それでは今回はこの辺で!