素人が 漫才・コント を書いてみた

大学に入って初めて「お笑い」に触れました。正直こんなに面白いコンテンツがあると思ってなかったので自分でもネタを書いてみたいと思い、このブログをはじめました。もしよければ呼んでいってください。

【自作漫才】水族館

A「早速なんだけどさ、水族館デートってよくない?」

B「確かに水族館って言えばデートの定番スポットだもんな」

A「だから、水族館にデートに行く時のために練習しときたいんだよね。」

B「なるほどね。じゃあ俺が彼女役やってあげるから彼氏役やってみなよ。」

A「いや、俺が彼女役やるよ。」

B「え、なんで。」

A「お前のダメなところを見てそれを直そうかなって思って。」

B「嫌な奴だなお前。」

A「見て見て!水族館見えてきた!」

B「人の話聞かん奴だな。ほんとだ、見えてきた。」

A「あ、水族館の前でペンギン達が歩いてる。」

B「ほんまや、かわええな。」

A「キャー!こっち見て!キャーキャー」(徐々にテンションあげながら)

B「いや、嵐のコンサートのボルテージ!!、、、そのボルテージは嵐のコンサートに行く女のボルテージなんよ。」

A「あそこでチケット売ってる!私買ってくるね。」

B「お、良い子ですね。俺もこんな気の利く女の子と付き合って、、、あれ?どこいくん?」

A 少し離れたところで黙って下の方に何かを入れるジェスチャー

B「いや、パチスロの換金システム!!下からスーってやるのはパチスロの換金システムなんよ!!」

A「え?パチスロ?」

B「この話は法的にあんま広げられんのよ。あっ、見て魚の群れが泳いでるよ!」

A「うわぁ、すごーい!、お寿司何個分だろ!?」

B「いや、倫理観を度外視した意見!!、、それを言って許されるのはスシローの社長だけ。」

A「あ!あっちの水槽見て見て!カブトガニってのがいる。」

B「カブトガニは絶滅寸前の生き物だからかなり珍しいんだよ。」

A「へ〜。あ、あっちにもカブトガニいる。あ、あっちにも、あっちにも、あっちにも、あっちにも」

B「まったく絶滅の心配はなさそう!!むしろこの水族館のせいで数減らしとんちゃうんか。」

A「あっちのでかい水槽も見て見て!!」

B「ここにはなにがあるん?」

A「イワシが1匹」

B「いや、マナティのポジション!!、、、デカ水槽に1匹で成立するのはマナティクラスからなんよ。イワシには荷が重い。」

A「ピンポンパンポン」

B「ん?」

A「まもなくイルカショーを開催します。」

B「お、イルカショーだって!行ってみようよ!!」

A「、、いや、まぁ、、いいけど。」

B「いや、彼氏にカードショップに行こう!って言われた時のテンション!!イルカショーやぞ!見たいだろ!」

A「あ、そろそろイルカショー始まるみたい。」

B「うおっ飛んだ!うわっ!水しぶきすご、いや、大乱闘スマッシュブラザーズの緊急回避!!どんだけ水かかるのいやなんや!」

Aは前転しながら回避の動き

B「おっ!また飛ぶぞ!うわっ!また水しぶきが、いや、大乱闘スマッシュブラザーズのその場緊急回避!!それでは流石に避けられん。」

Aは体を半身にして回避の動き

A「かかって来い!」

B「いや、フォックスの面構え!!スマブラネタいつまで引っ張るんよ!!ってイルカショー終わってる!」

A「イルカショー楽しかったね。」

B「俺はどっと疲れたよ。」

A「あ、見て!ふれあいコーナーあるよ!うわ!ヒトデとかナマコがたくさんいる!!水冷たっ!」

AB共にしゃがんで水に触るジェスチャー

B「ほんとだな」

A「それー」

B「やめろって」

A「それー」

B「やめろって」

A「それー」

B「いや、海でのきゃっきゃうふふ!!、、誰が水族館のふれあいコーナーでこれやんねん!」

A「そろそろ全部見終わったし帰ろっか。」

B「そうだね。この後どうする?」

A「うーん、動物園に行きたい!」

B「いや、バイキングの後ビュッフェに行くようなスケジュール!!なんやこの水族館デート!」

A「うーん、悪くはなかったけどツッコミが多すぎる気がする。」

B「それはお前のせいや。どうもありがとうございました。」

 

あとがき

今回は東京ホテイソンさんや霜降り明星さん千鳥さんあたりをベースに書いてみました。

僕的に東京ホテイソンさんや霜降りさんは漫才の流れが近いんですよね。ボケで笑いが0でもツッコミで100とる感じとか。霜降りさんなんかはそのために分かりにくいボケにしてるんだろうけど。

それでは今回はこの辺で。

【自作漫才】呆れ

A「俺さ、今日この場を借りて言いたいことあるんだけど」

B「お、どないした?」

A「最近さ、俺のこと怒らなくなったよね?」

B「どした急に?」

A「いや、昔は俺が打ち合わせに遅刻したりとか約束すっぽかしたりしたらめっちゃ怒ってたじゃん。」

B「まぁ確かに当時はかなり怒ってたけど最近怒ってないな。」

A「なんでなん?」

B「ん?なにが?」

A「いや、なんで怒ってくれんのんかなって思って」

B「どういうこと?」

A「いや、昔はあんなに怒ってたのに最近全然怒ってくれんやん」

B「え、うん。、、、え?」

A「だからぁ!なんで分からんのん!じゃあさ、前まで俺にネタ書いてこい書いてこいって言ってたのに最近全く言ってこないじゃん!!」

B「まぁそうだけど。、、、え、それで?」

A「だからぁ〜、なんで分かってくれんのん!?」(髪をくしゃくしゃしながら)

B「どした見っともない。別れ際の女みたいになってんぞ。、え?なに?怒られたいってこと?」

A「そうじゃなくて」

B「じゃあなんだよ。」

A「、、呆れられたくない!!!」

A「え?」

B「だから、俺はこんな歳になって誰かに呆れられるのは嫌なんだって!!」

B「、、、え、それマジで言ってる?お前が何回言っても遅刻したり約束すっぽかしたりしてたんよな?」

A「まあ。」

B「俺がネタ書いて来いって言っても持ってこない。」

A「まあ。」

B「それで俺が呆れたことに関しては?」

A「解せない。」

B「なるほどな、、、、、頭おかしいんか?」

A「なんで!」

B「いや、俺もお前が注意して直ったんなら別に呆れたりせんかったよ。ネタに関しても毎回とは言わないにしても偶に持ってきてくれたらなんも言わんわ。でもお前は俺が何回注意しても直らんかったじゃん。遅刻するなって言っても遅刻してくるし、ネタ書いてこいって言っても書いてこない。だから俺はお前がそういう人間なんだと呆れたら次は なんで怒らんのん ってどっか沸いて、、、」

A「やめてやめて!!そんな怒らんとって!!!」

B「、、、お前今の状況理解できてる?」

A「、、、」

B「今回お前がなんで怒ってくれないのかって言ってきた。」

A「、、、」

B「その態度に俺は怒った。」

A「、、、」

B「そしたら次は怒るなって、、めちゃくちゃじゃん!!」

A「でも!!でも!!、、、流石に起こりすぎだと思いました!!」

B「動揺しすぎて敬語出てるやん、、、じゃあ俺はどうすればいいんや?」

A「、、適度に怒って!!」

B「適度に?」

A「そう、俺が不快にならん程度に、そんでもって俺はまだお前に期待しとるよ感だしながら怒って!」

B「、、、一応確認しとくけど俺はお前のパパやママじゃないんだぞ。」

A「そんぐらい分かっとるよ!」

B「まさかとは思うけど学校の先生だと思ってるわけでは、、、」

A「そんなわけないだろ!」

B「んー、、、えっ?俺が間違っとんか?一応確認なんだけど今後遅刻しないとかネタ作ってくるとかでは?」

A「ない。」

B「でも呆れられるはのは?」

A「いや。」

B「そかぁ。なるほどねぇ。、、、うん、分かった。」

A「え!じゃあ!?」

B「俺にはもう手に負えんわ。」

A「、諦めてんじゃねぇよ!ほんま呆れるわ」

B「いや、お前が呆れるのはどう考えても違うだろう。もういいよ。」

【自作漫才】転校生

A「突然ですけど学生時代にやり残したことってありますか?」

B「うーん、そうですね。強いて言えば親の転勤とかがなかったんで転校生に憧れてましたね。」

A「そうは言っても転校生大変ですよ。友達も新しく作らないといけないし、新しい環境にも慣れないといけないし。」

B「たしかにそうだな。」

A「まぁ、せっかくだし転校生やってみ。俺がクラスの生徒やるから。」

B「うーん、いや、いいわ。」

A「え?なんで?」

B「え?だって大変なんでしょ?ならいいよ。」

A「いや、でもそれだと話が進まないし…」

B「じゃあ、俺が昨日読んだ本の話してもいい?」

A「何読んだん?」

B「ぐりとぐら

A「惑わす事言ってごめんな。お願いだから転校生してください。」

B「そこまで言うならやってやらないこともないけど。」

A「ありがとな…じゃあ俺がクラスの生徒やるから教室に入ってきて。」

 

B「ガラガラガラ、みんな静かに」

A「あぁ、こういうのあるな。先生が転校生紹介する前のやつ。」

B「今日からこのクラスに転校してきたBです!」

A「先生じゃないんか!、、、先生どうしたんや。」

B「B君そういうのは私がやるから…」

A「先生も引いとるやないか!」

B「改めまして自己紹介します。今日からこのクラスに転校してきたBです。気軽に話しかけてください!」

B「ごめんごめん、みんな。さすがにいっぺんに話しかけられても答えられないよ。」

A「おお、転校生にみんな興味津々なんか?」

B「B君誰と話してるの?」

A「一人で喋ったったんか!こわっ、、、」

B「あそこの空いてる席に座りますね。」

A「なかなか自分からそれ言わんのよ。相場は先生の指示があるもんだけどな。」

B「今日から君の隣の席に座るBだよ。よろしくね!」(真っ正面向いたまま)

A「、、、え?俺に言ってる?」

B「そうだよ。僕シャイだから目を見て話せないんだ。」

A「限度があるだろ!せめて体こっち向けろ!」

B「あ、授業始まるよ!」

A「なんやこいつ。」

 

B「ねぇねぇ。えーと、高崎くん?」

A「Aだよ。よく高崎で一か八かであてに来ようと思ったな。」

B「忘れ物したんだけど借りてもいいかな?」

A「あぁ、別にええよ。消しゴム?」

B「いや、羽ぼうき」

A「ここ美術系の学校なん?」

B「あ、胸ポケットに入ってたわ。」

A「なかなかあのサイズ胸ポケットに入らんけどな。」

B「高崎くんてさ、」

A「Aだよ。何回も言わせんな。」

B「このクラスに好きな子とかおる?」

A「顔近いな!パーソナルスペースの概念ないんかお前。別におらんわ。」

B「えー絶対嘘だ。いいじゃん教えてや!」

A「お前距離感えげつないな。まあ、いいわ。あの子だよあの子。一番前の右端に座ってるロングヘアの山下さんって女の子。」

B「えー!じゃあライバルじゃん!」

A「恋に落ちる速度マッハだな!お前さっきこのクラスに来たばっかじゃん!」

B「コシヒカリってやつだよ。」

A「ひとめぼれや。誰が米の種類で間違えるねん。」

B「どっちが彼女を落とせるか勝負だね!」

A「お前に負けたら人間やめるわ。」

B「山下さん!一目惚れしました。僕と付き合ってください。」(立ち上がって)

A「お前TPOって言葉調べてこい!うわ、山下さんドン引きしてるじゃん!」

B「割と好感触?」

A「そんなわけないだろ。座れ!座れ!周りもめっちゃざわついてるし。」

B「静かに。授業を始めましょう。」

A「お前が起こしたざわめきや。」

 

B「この感じなら転校生になってたとしても問題なかったな。」

A「問題しかないわ、もうええわ。」

 

あとがき

転校生になってみたかった私の願望が入った漫才でした笑

前回に引き続きサイコパス系。書いてて楽しい!!

今回は始めて漫才コントというものを書いてみましたが、漫才同様難しいですね。

それでは今回はこの辺で!

【自作漫才】ペット

A「実は俺犬が飼いたいんだよね。」

B「あ〜犬な。確かにお前独り暮らしだしペットとか飼ったら生活に活気が出ていいかもな。」

A「でしょ。でも俺ペットとか飼ったことないし全然知識がないんよ。」

B「だったら今日は俺がいろいろ伝授してやるよ。」

A「お前ペット飼ったことあんの?」

B「犬、ネコ、ウサギにインコ、いろんな動物飼ったことあるから結構詳しいで。」

A「すごいな!めっちゃ詳しそうじゃん。 最後の2匹なんて名前も聞いたこともない!」

B「え?、、、ウサギとインコ聞いたことない?」

A「うん、動物って犬とネコとサメしかいないと思ってた。」

B「少なっ!ほんでサメは魚の仲間や。」

A「早速なんだけどさ。犬ってどこで捕まえればいいん?」

B「野犬飼う気なん!?やめときやめとき野犬は危険な病気とか持ってることあるから。」

A「エイズとか?」

B「違う。」

A「梅毒とか?」

B「違う。」

A「まさかクラミジア!!」

B「そっちの知識量はすごいな!!ぽんぽん出てくるやん。そうじゃなくて野犬は狂犬病ってのを持ってることがあるんだよ。」

A「狂犬病…?」

B「俺もよう知らんけど死に関わる病気らしいで。」

A「そうらしいな。」

B「そうらしいってお前狂犬病知らなそうだったじゃん。」

A「そんなわけないじゃん。あれでしょ、股間がやばくなるやつ。」

B「お前絶対そっち系の病気持ってるだろ!」

A「そこはデリケートな問題だから。」(真に迫る感じで)

B「おお、すまんな。」

A「ところで犬を飼ったらなにすればいいの?」

B「まあ、散歩とか。」

A「えー、1人ぼっちで散歩かぁ。寂しいなぁ。誰か誘っちゃおうかなぁ。」

B「犬とだよ!!犬と散歩するんだよ!!」

A「あーその発想はなかったわ!」

B「お前の思考回路バグってのか!」

A「他にはなにすればいの?」

B「ご飯とかかな。」

A「それはいつもやってるで」

B「犬にだよ。」

A「あーなるほどね!俺とおんなじもん食べさせていいの?」

B「やばいなお前。まあ、割となんでも食べるし一部の例外を除けばだいたいは問題ないと思う。」

A「タマネギのチョコレート和えとかでも?」

B「見事に例外を引き当てたな!犬にはタマネギとかチョコレートとか与えちゃダメなんだよ。」

A「えーもったいない。タマネギのチョコレート和えがこの世で一番美味しいのに。」

B「お前味覚もバグってんのな。」

A「じゃあ何あげればいいの?」

B「ペットショップ行けばドックフードとかあるからそれでいいよ。」

A「それ共食いにならない?」

B「どういうことだよ。」

A「ドックフードって食用に加工された犬を詰めたやつじゃないの?」

B「こわっ!なんそれ!そんなもんないわ!だいたいペットショップにあるもんやぞ。犬がおるすぐ隣にそんなもん置くサイコパスどこにおるんや!」

A「それ言ったら生簀が置いてある居酒屋だって、魚が泳いどるすぐ隣で魚料理提供してるじゃん。それはどうなるん?」

B「それは、、、それや!!」

A「どゆこと?」

B「聞くな!俺も倫理観を見失ってる真っ最中なんよ!」Bそっぽ向いて悩む

A「よく考えたらなんだけどさ。」

B「なんや」

A「俺のマンションペット不可だわ。」

B「なんの時間だったんだよ。もういいわ。」

A「いいことないよ。居酒屋の件が解決してない。」

B「それは勘弁してくれ、もういいわ。」

 

 

あとがき

久々の投稿ですね。ネタ書くのにはそんな時間かからないけどモチベーションが上がるとかが少なくて笑

サイコパス系の漫才好きなんで書いてみました。と言っても最初はバカなボケを書きたかっただけなんですけど笑

それではまた!

 

 

【自作漫才】挨拶

A「どうも〜Aです。そしてこっちがビジネスパートナーのBで、」

B「ちょっと待ってもらっていい?」

A「なんだよ。」

B「いや、ビジネスパートナーっていい方直さない?」

A「あ〜、それもそうだな。すまん、言い直すわ。ビジネスパートナーの(流暢に)」

B「違う違うそうじゃなくて。発音の問題じゃないんよ。」

A「え?近年の日本における中高生の学力低下を危惧して、たとえ漫才中でも英語の発音に気を使うように努めて行こうって話じゃないの?」

B「いや、ごめん。そこまで壮大な話じゃないわ。」

A「ああ(テンション高めに)、それじゃあ企業間の話ではないからビジネスパートナーという表現が適切ではないのでは?ってことか。でも厳密にはビジネスパートナーって言葉には明確な定義がなくて、」

B「いやいやいや、それでもない。」

A「は?」

A「じゃあなんなんだよしょーもない理由で話止めたんだったらぶち殺すぞクソ野郎!!」(キレ口調)

B「おぉ…何かが取り憑いたんじゃないかってくらい豹変するじゃん。」

B「いやね、ビジネスパートナーってなんとなく聞こえ悪いから相方って紹介して欲しいなって思って…」

A「あーなるほど。そういうことならそういえよ。」(とびっきりの笑顔でBの肩を叩く)

B「情緒の振れ幅すごいな!」

A「どうも〜Aです。そしてこっちが相方(流暢に)のBで、」

B「ちょっと待って」

A「今度はなに?」

B「相方は普通でいいよ」

A「いやいやいやいや(笑いながら)、相方は普通な奴よりも面白い奴の方がいいだろ。」

B「いやいや、あのね。会話の流れをくもうよ。そしたら今の発言が適切じゃないってこと気づくから。」

A「お笑いの話じゃなくて容姿が普通でいいってこと?」

B「では無くて」

A「お笑いでも容姿でもなくて性格的なこと?」

B「でも無い。」

A「???」

B「なんで分かんないんだよ。こいつバカだよ。ただのバカ。」

A「は?誰がバカだって!?」

B「お前だよ!」

A「えっ…俺のことかよ…」

B「気がついてなかったの?やっぱりバカだよ。」

A「うっせぇ!バカって言った方がバカなんだよって言ったら俺もお前に対してバカって言ったことになるから俺もバカになっちまうのか参ったなぁ」

B「自己完結しちゃった!」

A「いや、待てよ。既にバカな俺がバカって言った方がバカなんだよって言うことでさらにバカになるのか。バカがバカになるとどうなるんだ?この場合足し算なのか?それとも掛け算なのか?そもそも元々のバカと追加されたバカは同じベクトルと考えていいのか?もし仮に違うベクトルのバカなんだとしたら足し算だろうが掛け算だろうがベクトルのなす角が分からなければ計…」

B「ん?あれ?これまだ続くの!いや、ちょっと、ちょっと、ちょっと!!」(前のセリフにかぶせながらラストのちょっとは声を張る)

A「なんだよ!!」

B「一回冷静になろう、な?」

A「ハァハァ、それもそうだな。」

A「ハァハァ」(だんだん小さくしていく)

B「もう大丈夫?」

A「おう、ありがと。とりあえずもう一回挨拶からやり直そう。」

B「いや、もういいよ。」

 

あとがき

久々に書いてみました。眠れなかったんで笑

なんとなく相方をビジネスパートナーって言ったら面白いかなと思って書いてみました。

実際に口に出したり誰かとやったりはしてないから間とかちょっとした言い回しが想像だけだと難しい笑

それでは今回はこの辺で。

【自作コント】 2対1 【東京03風】 #1

本編

(3人の男たちがテーブルを囲うように椅子に座っている)

A「俺たちがいま進めているプロジェクトの第4回目ミーティングを始める。毎度言っているかもしれないが、今回のプロジェクトの成果次第で我々同期3人の会社での立場が大きく変わると思っていてほしい。それじゃぁ早速だが、前回頼んでいた資料はまとめて持ってきてくれたか?」

B「まだ多少修正は必要だけど一応ここに」(テーブルの上に出す。)

C「・・・」

A「俺の資料も完ぺきなわけじゃないからあとでお互いの資料に目を通して意見し会おう。」

C「・・・」

A「C、お前も早く出せよ。」

C「・・・やってない。」(下を向きながら)

A「はッ?」(聞き返す感じ)

C「・・・やってきてない」(下を向きながら)

A「はっ!?なんでやって来てないんだよ。社会人(大人)だろ!??言われたことくらいやって来いよ!!!」(A立ち上がる)

B「まぁまぁAもそこまで言わなくても。」(BもAをとめるように立ち上がる)

A「じゃあ聞くけど今回までの4回のミーティングの中で俺は何回課題(タスク)を出した?」

B「今回ので3回目だけど」

A「じゃあそのうちこいつが何回課題をやってこなかった?」

B「……3回」

A「全部じゃねーか!!ある意味皆勤賞だよ!!」

C「へへっ」(テレ感だしながら)

A「へへっじゃねぇよ!!」

A「お前ずっとへらへらしてんな。もう今日はマジで言う。」

B「まぁまぁCだって他の仕事で手が回らなかったのかもしれないし。」

A「他の仕事があるのは俺たちだって一緒だろ!!それでも仕事のちょっとした合間やプライベートの時間削ってこうやって資料だってまとめてきたんじゃないか!」(資料を机にたたきつける)

B「そうかもしれないけどプライベートが忙しかった可能性だってあるじゃない。」(Cうなずく)

A「だとしても、資料作って来るくらいできるだろ!!」

 

C「あの~俺が言うのもなんだけど、二人とも俺のために争わないでほしい」

A「ほんとになんだな。マジムカつくなお前。」

B「だからあんまり強い言い方はやめたげろよ」

A「やめたげろって、こいつはガキかよ!」(Cを指さしながら)

B「そうじゃないけど…かわいそうじゃん。」

 

C「Bやさしい」(独り言のようにぼそっと)

A「は?お前今ガキ扱いされてんだぞ?」

B「ガキ扱いしたつもりはないよ。ただCにはCにあった諭し方があるんだって!!」

A「なんで同期なのにそんな気を使わないといけないんだよ!!」

B「そうしないとかわいそうじゃん!!」

C「B“は”優しいなぁ!!!」

A「お前それどういう事だよ。俺が優しくないって言いたいのか!!!」

B「まぁまぁまぁ。いったん落ち着こ。」

A「なんなんだよマジで(独り言)。なんなんだよ!!

B「急に大声出してどうした?」

A「キレてんだよ!!見て分かれよ!!(大声)」

 

A「だいたいお前もなんなんだよ」(Bを見ながら)

B「えっ?俺?」

A「なんで怒んないんだよ!!どう考えたってあいつが悪いだろうが!!」(Cを指さしながら)

B「まぁそうなんだけど…」

A「じゃあお前からも言えよ!!」

B「…さっきAはこのプロジェクトが大事だって言ってたじゃん。」

A「なんだよ今更。当たり前だろ!!このプロジェクトが上に認められたら俺たちの昇進は決まったようなもんなんだよ!!それくらい大事なプロジェクトなんだよ今回のは。」

B「……それなんだけど実は俺たちAほど昇進とかに興味ないんだよね。」

A「は?」

B「だから大事なプロジェクトっていわれてもピンとこないんだよね」

A「…」

B「Cと俺よく仕事終わりに飲みに行くんだけどAにはついていけないって話よくするんだよね。一人だけ熱量が違うというか…」

A「…」

A「は?なに?じゃあ俺だけがこのプロジェクトに前向きだったってこと?」

B「…そうなるな」

A「お前らはいやいやプロジェクトに参加してたってこと?」

B「そうなるな」

A「じゃあ俺一人空回りしてたってこと?」

C「そうなるな」

A「お前はだまってろよ!!」(Cを椅子から押して転ばす)

B「ちょっと!!」

C「でも実際!!…実際そうなんだよ。」(C立ち上がる)

C「正直二人ともお前にはついていけなんだよ。…でもな、全然気にする必要とかないから。だってお前のその情熱的な感じ、嫌いじゃないぜ。」(Aの右肩に手を置く。)

B「そうだよ。俺もお前のその感じ、嫌いじゃないよ。」(Bの左肩に手を置く。)

 

一拍間を置く

 

A「え?俺今慰められてる?」

BとCはAを無言でみつめる。

A「俺が悪いの?」

BとCはAを無言でみつめる。

A「課題やって来てないやつが二人側で、真面目に今日までいろいろやってきた俺が一人側…」

BとCはAを無言でみつめる。

A「…なんかしゃべれよぉぉぉ!!!」(肩の手を払う)

BとCはAを無言でみつめる。

A「なんなんだよ…もういい!!プロジェクトもお前ら二人でやれよ!!俺は抜ける!!」(Aが荷物をまとめて退出)

 

~~~A退出後ちょっとした沈黙~~~

 

C「いや~助かったよB」

C「正直お前がいなかったら大変だったよ」

B「別に気にしなくてもいいよ」

C「にしても見た?あのAの顔」(笑いながら)

C「「え?俺が悪いの?」…だってよ。ちょーウケル」

B「…ところでさぁ。」(真顔)

C「ん?どうした?」(笑ってる余韻を残いながら)

B「なんでお前課題やってないの?」

C「…へっ?」

B「さっきはAがあんまり強く言うから止めに入ったけどどう考えてもこの状況はおかしいよね?いやだってさ、ほぼ毎日Cと飲みに行ってる俺はこうして資料を作って持ってきてるわけじゃない。なのにお前ができてないのはおかしいと思わない?だいたいCが飲みに誘ってくるから資料作りも終わってると思って付き合ってあげてたのになんで終わらせてないのに飲みに誘ってきてるの?それに見てる感じじゃ普段の仕事も休み休みやってるように見えるけど、あの時間をなくせば資料の一つや二つ出来たんじゃないの?それとAがこのプロジェクトから抜けたってことはその分俺たちの仕事量も増えるわけだけどその辺のことも分かってる?さらにいうなら…」

C「ごめんA~戻ってきてぇ!!」

 

あとがき

どうでしたか?

実は今回これを書こうと思ったのには理由があって、リアルでこれと同じようなことが起きて「あっ、東京03のネタでありそう」となったのがきっかけでした。

リアルからインスパイアさえただけあって意外と書きやすかったですw

ちなみに私はAの立場でした。さすがにこんなに怒ってないですがw

それでは今回はこの辺で。